Skip to content

「スカイライン」オアフ島の高架鉄道が運行開始

2023年6月30日 待ちに待った鉄道がオアフ島の西部で運行を開始致しました。

車両の設計、製造は、日本の日立製作所が担当しており、アメリカ国内では初となる無人の完全自動運転です。

 

この度、開業したのはイースト・カポレイ駅からアロハ・スタジアム駅間の9駅、約18キロメートルです。

 

 

駅名は全てハワイ語の名前ですが、分かり易いように英語名も併記されています。

路線図上に🅟のマークが記されている駅には、駐車場が併設されています。

現在開通している区間では、アロハ・スタジアム駅、ホオピリ駅、ハワイ大学西オアフ駅の3か所に駐車場があります。

駐車場は無料ですが、スカイラインの営業終了と共に閉鎖されますので注意が必要です。

 

 

予算の都合上すべての駅に駐車場があるわけではないので、スカイラインを下車した後は市バスを利用する様になります。

数年前からザ・バス(市バス)に導入された交通ICカードの「HOLOカード」は、スカイラインの開業と共にバスと電車の両方で使用できるようになりました。

 

 

ザ・バスは現在も現金で乗車する事が可能ですが、スカイラインは現金での乗車は出来ずHOLOカードでの乗車が必須です(将来的にはアプリ利用も可能になる予定)。

HOLOカードは、カード自体が1枚$2。1回の乗車は大人$3ですが、最初にカードをタップしてから2時間30分以内の次のタップは、ザ・バスやスカイラインに関係無く課金対象になりません。

また、1日の最大課金料は$7.5に設定されています(1日パスが$7.5と考えると分かり易いでしょう)。

子供料金やシニア料金は事前の申請等が必要になるため、短期間の観光でスカイラインに乗車される方は、一律大人料金での乗車になります。

ただし、お子様がザ・バスを現金で利用される場合は、子供料金の適用が可能です。

 

 

HOLOカードはスカイラインの各駅でお求めいただけます。各駅に設置されているHOLOカード券売機は、クレジットカードまたは、現金でお支払いが可能です。

他に、ワイキキのABCストアやセブン・イレブン、フードランド、タイムズ・スーパーマーケットでもHOLOカードは購入出来ますが、販売箇所によりカードの種類や制約があるので注意が必要となります。

例えば、観光客には便利なABCストアで販売しているHOLOカードは、一律大人の1日パスのみです。

既にHOLOカードをお持ちの方がカードへチャージしたい場合は、スカイライン各駅のカード券売機、セブン・イレブンやフードランド等の店舗、もしくはカードのサイトにログインして行う事が出来ます。

HOLOカードの料金設定及び販売箇所については、ここをクリックしてご覧ください

 

 

改札口にカードをタップする場所がありますので、タップするとガラス張りのドアが開きます。

日本の改札口と比較すると、このドアの開閉もハワイらしくゆっくりと開きます。ご家族などが間隔を開けずに数珠繋ぎに並んでいると、1度のタップで2人が通れてしまいそうなほど。

ですが、HOLOカードの残高が$3未満の場合は、タップしてもドアが開きませんのでご注意を!。

 

 

プラットホーム上にも、安全を考慮して自動開閉ドアになっています。

全てがガラス張りになっているので、どこがドアなのか分かり難いですが、よく見ると金属の支柱にマークが付いているので確認する事が出来ます。

 

 

アロハ・スタジアムは、2023年の後半から新しくより大きなスタジアムに造り替えられる予定です。

新しいスタジアムには新たに商業施設の建設が予定され多くの利用客が見込まれる為、隣接するアロハ・スタジアム駅も大きく造られています。

 

 

パールリッジセンターは、アラモアナに次ぐハワイで2番目に大きなショッピング・センターで、パールリッジ駅から徒歩数分の距離にあります。

既にショッピングセンターには巨大な駐車場が併設されているので、パールリッジ駅には駐車場が無く、車での来場者を見込んでいるからなのか、駅の規模は大分小さ目です。

 

スカイラインの駅は、その街にマッチしたデザインがほどこされており、これから開業を予定しているダニエルKイノウエ国際空港がどの様になるのか楽しみです。

空港までの路線開通の見込みは2025年の後半との事ですが、路線が開通すれば日本から到着した日に空港からパールリッジ・センターでお買い物! なんていう過ごし方も出来ますね。

スカイラインの詳しい情報は、ホノルル市のサイトでご覧いただけます。

Back To Top