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カイルア在住フォトグラファーKristen Reyno

オアフ島にある人気の町カイルアに住むフォトグラファー、クリスティン・レイノ(Kristen Reyno)さん。

カンザス州で生まれたクリスティンさんは、子供の時にカイルアへ引っ越してきた。海に近いライフスタイルは、クリスティンさんのエコ意識やアートへも影響を与えている。

 

子供時代、海洋に流れ出すプラスチックゴミのせいで、身動きの取れないウミガメを目の当たりにしたクリスティンさん。アートを通じて環境問題意識を高められないかと考えて作り出された作品がある。

その名も「ゴミの継当て(The Garbage Patch)」。

カイルアビーチから1時間ほどかけて400メートルほど砂浜を歩き、拾い集めたプラスチックの破片を作ったアートで、プラスチック汚染への警鐘をクリスティンさんらしく表現している。

 

 

この作品に使われている漁網は、ビーチクリーンを行っていたある朝に拾いました。シーグラスはカリフォルニアのビーチで見つけたものですが、プルメリアは母の庭に咲いているものを使っています」

 

WEAR ALOHA, SAVE ALOHA.への参加

 

今年の4月からハワイ、そして地球の未来について考え、行動を変えるきっかけとなるように始まった「WEAR ALOHA, SAVE ALOHA.」プロジェクト。クリスティンさんは7月に発表されたプロジェクト第3弾に参加。

   

 

「食 を愛することは、その地を愛すること」をテーマに、ハワイの個性豊かな果物を知ってもらおうと、クリスティンさんが集めたカヌープランツ(ポリネシア人がカヌーでハワイへ持ち込んだ伝統植物)や固有種の果物を使ったオリジナルアートが完成した。そしてこのアートが美しいアロハシャツになった。

「とても楽しいプロジェクトでしたね。アートに使えるようなカヌープランツとハワイ固有種を見つけるのは難しかったのですが、ハワイの美しい食べ物や花をみなさんにシェアできたというのが何よりも嬉しかったですね」

 

クリスティンさんから日本の皆さんへのメッセージ

 

今はパンデミックの影響でハワイと日本の行き来が難しいが、観光が再開した際に日本の皆さんへ送りたいメッセージをクリスティンさんからもらえることができた。

「ワイキキ以外の様々なハワイの場所を探検してもらいたいですね。1−2日はぜひワイキキから出かけて欲しいと思います。ハワイのあちこちでファーマーズマーケットが開催されていて、そこでは地元の人たちによって作られている製品や食べ物で溢れています。

ワイキキ以外に出かけて買い物をしたり食を楽しんだりすることは、ハワイで生産を行っている地元の企業をサポートすることにもつながります。ツーリズムが大企業だけではなくて地元の小さな企業も支えていくことが、今後はもっと重要になっていくと感じています」

普段からアートの素材探しでオアフ島中を周っているクリスティンさんならではのアドバイス!そして今後の作品もとても楽しみなローラ・ピラー・ハワイ。

 

ローラ・ピラー・ハワイ/ Lola Pilar Hawaii

ウェブサイト: https://www.lolapilarhawaii.com
インスタグラム: https://www.instagram.com/lolapilarhawaii/
フェイスブック: https://www.facebook.com/lolapilarhawaii

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