ホノルル・クッキー・カンパニー…
Responsible Tourism
責任ある観光によって、観光地を守ろう
レスポンシブル・ツーリズム(責任ある観光)とは、観光客もツーリズムを構成する要素であると捉え、観光客が意識や行動に責任を持つことで、より良い観光地形成を行っていこうという考え方であり、自分の行動が地域や環境へ負荷を与えてしまうかも知れないことを認識し、自律した行動を実践していく、これからの観光のカタチです。
近年、世界の観光産業はレスポンシブル・ツーリズムの方向へ舵を切る動きが急速に広がっています。
なぜ今、レスポンシブル・ツーリズムなのか?
ハワイに多くの人が訪れてくれることは観光産業において喜ばしいことですが、観光客が増加し過ぎると、住民の生活環境が破壊されたり環境汚染が進むなど新たな問題も出てくるようになりました。
レスポンシブル・ツーリズムの主体はあくまでも旅行者にあると言う事です。
観光地がいくらルールや制限を設けても限界があります。大切なのは、旅行者ほ一人ひとりが意識を高く持ち、責任ある行動をとる事にあります。持続可能な観光地を実現するために、旅行者一人ひとりの責任ある行動が必要なのです。
旅行者にお願いしたい、5つのアクション
01海洋動物に出会っても、むやみに近づかない
ビーチで、ウミガメ、ハワイアンモンクシール(アザラシ)、海中で、イルカやクジラに遭遇しても、決められた一定距離を保って、離れて観察することが決められています。
- ウミガメ 3m以上
- ハワイアンモンクシール 15m以上
- イルカ 45m以上
- ザトウクジラ 90m以上
02有害成分の入った日焼け止めの使用禁止
ハワイ州では、2021年1月からサンゴ礁への有害が指摘されている成分(オキシベンゾンやオクチノキサート)を含む日焼け止めの販売が禁止されましたので、持ち込まないようにもお願いします。また、基準をクリアした「Reef safe」と表示された日焼け止めが販売されています。
03森林を訪れるときは靴裏の泥を落とす
ハワイには約 2,944 種類もの固有種が生息しています。ハワイ火山国立公園の溶岩台地でひときわ目立つ真っ赤な花「オヒアレフア」(オヒアは木、レフアは花を意味します)の木がここ数年、植物に寄生する菌によって枯渇し、すでに数十万本も枯れています。
04進入禁止エリアに侵入しない
ハワイ文化はアロハスピリットに基づくハワイの土地に長年根付いた文化です。ネイティブハワイアンと伝統文化を尊重しましょう。文化的史跡を破損したり、進入禁止エリアに侵入しないこと。また、岩を動かしたり持ち帰らないようにしてください。
05エコバッグやマイボトル、マイストローなどを持参
2020年1月1日よりオアフ島のスーパーマーケットやコンビニ等では、ビニール製プラスチックの配布・販売が禁止となりました。
2022年1月にはプラスチック製のボウル、皿、食品など、使い捨てプラスチックも禁止されます。(発砲スチロール製のプレートやコップは、すでに2018年からマウイ郡、2019年からハワイ郡で禁止されています) ペットボトルやストローでプラスチックを使わないように、マイボトルやマイストローを使う人も増えています。
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