最初の日本人ハワイ移民の記念碑
皆様お元気にされていますでしょうか。
さて、最初に日本人が153人の集団で横浜から船で出航し
ハワイに到着したのが、明治元年（1868年）今から、150年以上前の事だったことはご存じでしたか？
こちらの
日本人移民の人達を「元年者」と呼びます。日系1世です。
ワイキキから車で10分ほどのマキキ地区の静かな住宅地の中にあ
マキキ墓地に、「明治元年渡航者の碑」 「鎮魂碑」及び「
「明治元年渡航者の碑」
こちらは、ハワイに渡り、砂糖キビ畑での過酷な労働、言葉、文化の違いなどから、大変、苦労と努力をされ、そして、ハワイとの良い関係をも築き上げていった先覚者、「元年者」への感謝、尊敬を、永久に忘れない為の記念碑だそうです。
ただ、「元年者」は、明治政府からは、正式な移民としては、認められていませんでした。
日系1世達は、2世達には自分達の様な苦労をさせたくないと、日本語と英語の教育を受けさせました。
第二次世界中では、日本人はアメリカの敵国でしたので、多くは収容所に入れられました。
その中で偏見に打ち勝つ為でしょうか、多くの、日系2世達は、アメリカの軍務を志願され、442連隊戦闘団、第100大隊として、ヨーロッパで戦いました。
有名なお話ですが、日系人部隊の442連隊戦闘団、第100大隊が大変評価され、日系人がアメリカ人として認められるきっかけとなりました。
今は、3世以降の世代になり、色んな人種の方たちと結婚をされています。
日本人に見えない人でも、日本の苗字の方たちもいらっしゃいますね。
「鎮魂 海軍大将長谷川清書」
こちらは、日本海軍が、日本とハワイの親善の為に何度もハワイに寄港したそうですが、その航海中に、任務半ばで、病で亡くなられた方、又、真珠湾攻撃でハワイ海域で眠られている日本海軍兵達のご冥福と太平洋平和を祈願して建てられているそうです。
「ハワイ日本人移民慰霊碑」
こちらは、初期の日系移民で身寄りが無いまま、お亡くなりになった方達の寄せ墓です。
3つの大きな碑は、いつ訪ねても、きれいに整えられ、大切に守られているのが、伺えます。
こちらのマキキ墓地は用事のない限り一般人が訪れる事は無さそうな場所
本日は、日本の皆様に、少しだけ、ハワイの最初の日本人移民に関して
お伝えしたかったのです。
Mahalo！