昨年の8月末、オ…
ワイキキの癒しの海 カヴェヘヴェヘ
アロハ
ワイキキのラグジュアリーホテルとして人気のあるハレクラニは8月31日まで休業となっていましたが、これを機に、ホテルのリニューアルを行うことになり、営業再開は2021年の7月の予定になるという発表がありました。
この素敵なホテルに暫く行くことができないのは残念ですが、今日はハレクラニのあるあたりを含めたワイキキの昔へご案内してみますね。
現在のワイキキは観光の方が集まる場所のように思われていますが、ハワイ王朝のころは、パームツリーが立ち並び、王族の別荘や癒しのスポットが多くあったといわれています。
そして、ハレクラニの前の海は、カヴェヘヴェヘと云われる癒しの海だったのです。
ハレクラニとアウトリガーリーフリゾートの間には、ビーチアクセスがあるのですが、その通路を浜辺に出たところに立てられたワイキキヒストリックトレイルの案内には、癒しの海についての説明が記されています。
この場所からは、シェラトンワイキキまで続く護岸が始まっています。
護岸の始まりの10メートルほどは高さも低く、手すりもないので、ちょっとスリルがあります。
護岸はすぐにハレクラニの建物の横にきます。
この2階はラ・メール、1階はオーキッズという、ハレクラニの人気のダイニングですがシェイドが下りているのがやはり寂しい気がします。。
緑地の向こうはハウスウィズアウトアキー。ふだんなら椅子とテーブルが並び、食事や夕方のフラショーを楽しむ人が集う場所も静かです。
数年前に風で倒れたケアヴェの樹からは、新しい枝ものびてきているということ。
強い生命力を感じます。
古来カヴェヘヴェヘと言われた癒しの海はこのあたり。
お祈りをして、海に入るとケガや病気がなおると言われていたのです。
ここの海底からは今でも真水が湧き出ていて、ホテルの部屋から見ると、海の底の色が違うのがわかるそうです。
ハワイの海へ行くと、なにか穏やかな気持ちになります。
この思いを、できるだけ早く、たくさんの皆さんと共有したいと願っています。
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