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ハワイ大神宮に参拝してきました

ホノルルにある神社でワイキキからは、もっとも離れた場所にあるヌウアヌの布哇(ハワイ)大神宮へお参りしてきました。

パリハイウェイをカイルア方向へ向かい、クイーンエマサマーパレスを過ぎたところで右折。ヌウアヌバレーパークの横の緑に囲まれた、空気が澄んでいてとても心地良く、閑静な場所に、お宮はあります。このお宮には鳥居はなく、注連縄の張られた二本の石柱が、その替わりです。

石柱の向かって右側の由来によりますと、伊勢神宮と同じく天照大神(あまてらすおおみかみ)、天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)を主祭神としてお祀りしており、またアメリカ初代大統領ジョージ・ワシントン、ハワイのカメハメハ大王をも祀られていることが記載されています。

注連縄をくぐって、境内に入ります。左手に絵馬かけとおみくじ結びが用意されていますが、これは、ハワイ出雲大社やハワイ金刀比羅神社にはなかったのでは?

おみくじ結びのところで、参道は左に曲がり、そこに狛犬が置かれています。

狛犬の先の右側に手水があり、お参りの前の手水作法も書いてありました。

その奥が神殿になっていて、三段の階段を上がると、正面にお賽銭箱が置かれ、その奥の衝立に伊勢神宮の宇治橋の写真が飾られています。伊勢神宮とはとても縁が深いお宮であることを改めて知ることが出来ます。この奥が神域になり、御祈祷やお祭りの際には入ることができます。

ハワイ大神宮では、おみくじに色々な種類のお札、かわいらしい御守り、絵馬などもいただくことができます。宮司さんがいらっしゃるときは、御朱印をいただくこともできます。

ハワイ大神宮はオアフ島で現存する神社では最も古く(ハワイではハワイ島のヒロ大神宮が最古)、1903年(明治36年)に日系の移民がホノルル、ダウンタウンのアアラレーンに創祀されました。1907年には日本から初代宮司様も来られましたが、第二次世界大戦時には、ハワイの他の神社と同じく、土地や構造物が没収され競売にもかけられたそうです。

1954年にワシントン平和条約調印後、返還され、1957年に現在の場所に移転し、神殿などが整備されました。

このお宮は、小さくて、可愛い神社ですが、移民入植当初から日系人の心の拠り所となっているのです。

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