ホノルル・クッキー・カンパニー…
きれいな海を守るためにわたしたちができること
世界海洋デーとは
1992年、6月8日にブラジルのリオデジャネイロで開かれた地球サミットにおいてカナダが「世界海洋デー」を提案して以来、非公式に実施され、2009年には公式に国連の記念日に制定された日です。
ハワイの美しい海にも、多くのプラスチックゴミや、マイクロプラスチックが漂流しています。ハワイでは、こうした海洋問題に向き合い美しい海をこの先の未来へ守っていくために、NPO団体などを中心に、海洋保全活動に取り組んでいます。
海を守るために、私たちにもできることを皆さんに紹介します
”プラスチックフリー”のライフスタイルへ
オアフ島では、2020年1月1日よりスーパーマーケットやコンビニ等でのビニール製プラスチックの配布・販売が禁止になるなど、ハワイでは、海洋環境保全のためにさまざまな条例も施行されています。
みなさんも、ハワイのお店にかわいらしいデザインのエコバッグがたくさんならんでいるのを見かけたことがある方も多いのではないでしょうか。例えば、日常生活の中で、マイエコバッグやマイボトルを持ち歩くなど、使い捨てのものをなるべく使用しないということを意識してみることもとても大切な一歩ですね。
・マイバッグを持ち歩く
・マイボトルやマイストロー(竹、ステンレス製のもの)を持ち歩く
・マイカトラリー(ナイフ・フォーク・スプーン・はし)を使用する
・マイお弁当箱などの容器をもつ
などなど、身近に取り入れられることは意外にもたくさんあるかもしれません。なんと、エコバックを持つことで年間で約170枚のレジ袋を削減することができるんですよ!
リーフセーフな日焼け止めとは?
海の環境を守るためにできることのもう1つが『リーフセーフな日焼け止め』を使用することです。きれいな海を保つために大切な役割を果たしているのが、美しいサンゴ礁です。サンゴ礁は、海洋動物の住処になったり、エサになったりなど海の生態系を守るために欠かせない存在。しかし、そんなサンゴ礁も白化の問題にさらされています。私たちが使用する日焼け止めの中に、サンゴ礁に有害な一部成分(オキシベンゾンやオクチノキサート)が含まれていると、海に入るたびに流れだしてサンゴ礁を傷つけてしまっているです。自分の体を守るために使っていた日焼け止めが、知らないうちにサンゴ礁や海の生き物に害を及ぼしていることもあるのです。
そんな状況を改善するためにも、ハワイ州では、2021年1月1日から、サンゴ礁への有害が指摘されている成分を含んだ日焼け止めの販売を禁じる法案が施行されています。ハワイのショップでは、パッケージに「Reef Safe」と表記されたおしゃれなデザインの日焼け止めが多数販売されています。
海洋生物との推奨距離を守る
ハワイでは、ビーチを歩いたり、海で遊んだりしているときに、海洋生物に遭遇する機会も多くありますよね。私たち人間にとってハワイは楽園なように、動物たちとってもハワイは楽園なのです。思わず近寄って触ってみたり、餌をあげたくなってしまうかもしれませんが自然の中でありのままに生活している彼らは、とてもデリケートです。私たちから近寄ったりせず遠くから見守りましょう。推奨距離を保つことは海洋生物の保護へも繋がります。
この中で紹介をしたもの以外にも海を守る為にできることがたくさんあります。全ての人に関わりのある海洋プラスチックゴミ問題。世界海洋デーきっかけに私たちを繋ぐ未来の為に海の大切さを考え、できることからはじめてみてはいかがでしょうか!
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